円心会館では、「突き・蹴り」等の打撃技のみでなく、「投げ・足払い」等を含む多彩な技を用いて相手を確実に制する技術「サバキ(捌き)」を追求しており、護身術としても最適です。

円心空手における「サバキ」とは、単に相手の攻撃に対する受け・払いを呼称するのではなく、円運動を中心とした体捌き(ポジショニング)により、相手の死角(ブラインドスポット)へ移動するとともに掴みなどを用いて体勢を崩し、安全な位置から有効な技を使用して相手を確実に制圧するための技術体系の総称です。

この円心空手の「核」とも言うべき「サバキ」を使えば、年齢・性別や体力の有無は問題ではなく、

・相手の力を利用して体勢を崩し、打撃や投げ技に繋ぐこと

・自身に柔軟性がなくても、相手を下方から崩してコントロールすることで上体を下げさせ、頭部を蹴ること

なども可能となります。

空手未経験の方は、殴られたり、蹴られたり、投げ飛ばされたりするのは怖いとお考えだと思いますが、心配ご無用です。

突き、蹴り等の打撃技に対しては、怪我をするような「衝突」するブロックは行わず、「インパクトゾーンを外す」、「柔らかく受け流して相手の体勢を崩す」など理論的な「受け技」を指導しています。

また、投げ技や足払いで転倒する際の「受け身」も確実に身につくため、円心空手で習得する「受け技」、「受け身」は、ご自分の身を守るための一生涯の財産ともいうべきものとなります。

円心空手には、大会出場を目指す方だけでなく、どのような方にも、個人の特性に合った技やトレーニング指導のノウハウがありますので、安心して始めることができますし、正確で速く、かつ強力な突き・蹴りも身につくなど、自己の健康のみならず、身体能力全般を向上させたい方にもお勧めできる空手です。

体力に自信のない女性や30~50歳代等ある程度の年齢を重ねた方が、初めて円心空手または他の武道を始められることは、素晴らしいチャレンジであり、いつまでもそのチャレンジ精神を忘れずに継続していただきたいと思います。

現在、佐賀支部では幼児(保育園児)から60歳代で入門した空手初心者の方など、それぞれ日々の稽古で共に汗を流していますが、その上達ぶりには目を見張るものがあります。

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