昇段・昇級審査を行いました!
令和元年11月30日(土)、唐津道場において一般部2人・少年部6人の計8人が、昇段・昇級審査に臨み、少年部のT・カランが昇段(初段)し、一般部の吉田氏と池上氏がそれぞれ1級に昇級しました。
T・カランは、4人兄弟の三男で、現在は弟と二人で円心空手を学んでいます。兄二人も、現在は進学や留学で退会しているものの、以前は九州大会にも出場するなど、円心空手に熱心に取り組んでおりました。今回、カランが昇段審査を受けるということで、長男のルークも審査に駆けつけてくれております。カランは、大人との組手で何度かダウンシーンが見られましたが、その度に気合を入れ、自分自身を鼓舞してすぐに立ち上がり、見事に10人組手を完遂しました。両親は揃ってカランの審査を見守り続け、終了後、父親が支部長に対し、前回の審査会以上の成長を見せてくれたと大変喜んで話されていました。
67歳の池上氏は、剣道経験のみで、空手の経験はないまま円心空手に61歳で入門し、これまで、ほとんど休むことなく稽古に取り組んでおります。小柄ながら、年齢を感じさせない程の鋭い打撃を放ち、引き崩し・引き回しで、確実に相手の体勢を崩して打撃等を加える技巧派であり、今回、見事に7人組手を完遂して1級に昇級しました。池上1級は、今後も我々佐賀支部門下生に対し、何事も「年だから」など、年齢は言い訳にできないということを示し続けてくれるものと期待しています。
今後、佐賀支部門下生は、それぞれ次回の審査会や、福岡支部主催の令和2年3月15日(土)に行われる第22回サバキチャレンジ九州大会出場等を目標に精進してもらいたいと思います。
昨年の九州大会には、支部長以下7人が出場しましたが、今回の出場希望者には、ファイターとして昨年以上の結果を出せるよう、より効果的なカリキュラムを準備して、支部を挙げて稽古に取り組んで行きます。